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2013年3月16日土曜日

ギャラリーがアートのスーパーに!マルシェdeアパ 開催中



ギャラリーがスーパーマーケットに変貌。タマゴや野菜からペット用品まで、鮮度抜群の商品が毎日届けられている。
というと驚かれる方もいるかもしれないが、これは今年3月末で閉廊するGALLERY APA2階で開催中の「マルシェdeアパ」のこと。「アートをもっと身近にしたい」と活動を続けていたディレクターの渡邊見美さんが、震災以来構想していたアイデアを実現させた。
会場には買物かごやレジスターが用意され、生産者を紹介する店内放送や野菜売場や鮮魚売場で流れているようなポップな歌も流されている。作品も食品をモチーフにしたもの、ステーショナリーやショッピングバッグ、アクセサリーといった雑貨感覚のものが盛りだくさん。価格もスーパーマーケットさながらに98円、980円と、リーズナブルなのはもちろん、楽しく作品を選ぶことができる。
一般的に「ギャラリーは敷居が高い」「作品は手が出ないほど高価」と考えられがちだが、実際に行ってみるとそうでもないし、洋服を買うくらいの値段で買える作品もたくさんある。「マルシェdeアパ」で作品を選ぶ楽しさ、買って身近に置く楽しさを、ぜひ実感していただきたい。324日まで。

マルシェdeアパ
会場:GALLERY APA 2階(名古屋市瑞穂区汐路町1-15
会期:開催中~324日 12:00-19:00(最終日は17:00まで) 月曜休廊