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2012年9月15日土曜日

ジャズのまち岡崎でアートとジャズのイベントが開催



来年行われる「あいちトリエンナーレ2013」でも会場の一つとなる岡崎のまちなかで、現代美術とジャズのイベント「岡崎ART&JAZZ 2012がこの秋に開催される。これは、あいちトリエンナーレ地域展開事業の一つで、岡崎の市街地で行われる初めての現代美術展。岡崎城を擁する岡崎公園や昭和の雰囲気を残す百貨店、岡崎シビコ、昭和初期の洋風邸宅、岡崎市旧本多忠次邸などに、1314名の作家の作品が展示される。

ところで、岡崎がジャズのまちだということをご存じだろうか? 岡崎市図書館交流プラザには、内田修ジャズコレクション展示室があるが、岡崎に生まれ、市内で外科病院を開業していた内田氏は、ジャズのレコード収集するかたわら、ジャズクラブ「ナゴヤホットクラブ」や「ナゴヤ・ヤマハジャズクラブ」を主宰するなど、日本ジャズ界の発展に大きく貢献した人物。展示室には、内田氏の足跡とジャズ界への功績をパネルで紹介するほか、レコードやテープの音源試聴コーナー、ジャズミュージシャンからのメッセージ視聴コーナー、また内田氏が病院内に設えた「ドクターズ・スタジオ」の再現コーナーがある。

会期中にはアーティストトークやワークショップのほか、岡崎ならではのジャズイベントも盛りだくさん。歴史のある建物やまちなみも楽しめそうだ。


岡崎ART&JAZZ 2012
会期:2012111日(木)~122日(日)
会場:東隅櫓(岡崎公園内)、岡崎シビコ屋上・6階、岡崎市旧本多忠次邸(東公園)、岡崎市図書館交流プラザ、市街地各所
時間:10:0017:00
111日は13:0017:00、岡崎市旧本多忠次邸は9:0017:00
休館日:岡崎シビコは1115日休業、岡崎市旧本多忠次邸は月曜休館、岡崎市図書館交流プラザは水曜休館
観覧料:無料
岡崎市旧本多忠次邸は一般200円、小中学生100
その他有料イベントあり
参加作家:平田五郎、斉と公平太、淺井裕介、木村崇人、岩崎貴宏、D.D.(今村哲+染谷亜里可)、平川祐樹、ふるかはひでたか、松永久彦、ヒネマガリ三立方(ふるかはひでたか+武藤隆)、木藤純子、小柳裕、山本一弥